おススメは京都市内からのアクセスが抜群の滋賀
コロナ禍を機に、以前にも増して大きな盛り上がりを見せている不動産投資市場。しかし、大阪や京都といった人気エリアの物件価格はバブル時代並に高騰し、おいそれと手を出しる代物ではなくなってしまっている。おのずと、投資家の目は地方に向く。今回は、滋賀と岐阜という地方都市の不動産市場に精通するプロパゲート(大阪府吹田市)の梅木哲人社長に、両エリアの魅力が市場性について聞いた。
-大阪を拠点にしながら、滋賀と岐阜にまで事業領域を広げておられます。不動産投資の観点から、両地域の魅力や市場性について教えて下さい。
梅木 まずは滋賀の方から説明しましょう。意外に思う方もおられるかもしれませんが、実は滋賀は京都市内から非常にアクセスが良く、電車であれば20~30分で行くことができます。しかも、それにも関わらず京都市内に比べ、家賃相場が3~5割も安い。滋賀から京都まで通って働いている方は非常に多いです。これは、家賃補助と比べて、通勤にかかる交通費の方が上限が緩いことも関係していると思います。
-滋賀と聞いて真っ先に頭に思い浮かぶのは琵琶湖です。環境も素晴らしいのでしょうね。
梅木 おっしゃる通りです。非常に自然豊かな地域で、環境は抜群です。だからファミリーにも非常に人気が高い。子育てにも適した条件が整っているので、今、県全体で人口が増えています。もしかしたら「田舎」のイメージを持たれている方もおられるかもしれませんが、実際は全然そんなことはありません。
-歴史を紐解くと、滋賀は交通の要として重要な地域でもありました。
梅木 大阪、名古屋、北陸、どこに行くにも滋賀を経由しなければなりません。だから大手企業の工場もかなりたくさんあるんです。
-これだけの条件が揃っているのでだから、投資対象としても非常に魅力的な地域のようですね。
梅木 現在、大阪や京都の物件は、値段がどんどん上がっています。はっきり言ってバブル期並みか、それ以上です。当然、その分、利回りも低い。今は簡単には手を出しにくい状況だと言えます。一方で滋賀には適正な価格で買える物件がまだまだたくさんある。人口が増えているわけですから、空室リスクも少ない。さらに付け加えれば、地域柄なのか勤勉で真面目な人が多く、滞納がほとんどありません。個人的には、今、これほど不動産投資に適した地域は、他にないと思っています。
-滋賀の中では「特にどこの地域が良い」というのはありますか。
梅木 草津、近江、彦根、どこも良いと思います。当社としては彦根に力を入れています。ご興味のある方は是非、ご相談に頂ければと思います。
-岐阜も滋賀と似たような状況なのでしょうか。
梅木 名古屋市内から非常にアクセスしやすいですから、人口はかなり増えています。ただ、一方で賃貸住宅は多少供給過剰気味です。なにせ岐阜は、大東建託や東建コーポレーションといった大手アパートメーカーのお膝元のような地域ですからね。当然、空室リスクは滋賀よりも高いです。
-経営に四苦八苦しているオーナーが多そうですね。
梅木 大手の言いなりになっているオーナーは結構苦労しているケースが多いですね。また、自分の物件はうまく回っていると錯覚してしまっているオーナーも非常に多いです。ただ、困っている方が多いからこそ、我々はチャンスだと思っています。
-経営難から、物件の売却に動くオーナーも多いのでしょうか。
梅木 一定数ありますね。我々も困っているオーナーに対しては、売却も一つの手段として提案することがあります。もちろん、入居を埋めることで経営が改善するのであれば、売却までする必要はありません。そこはオーナーの判断次第です。仮に売却するとなった場合は、いったん当社で引き取らせてもらった後、別の投資家とマッチングさせます。我々としては、常に買い手と売り手の間に立って、双方が幸せになれるようなビジネスを今後も展開していきたいと思っています。
コロナ禍を機に、以前にも増して大きな盛り上がりを見せている不動産投資市場。しかし、大阪や京都といった人気エリアの物件価格はバブル時代並に高騰し、おいそれと手を出しる代物ではなくなってしまっている。おのずと、投資家の目は地方に向く。今回は、滋賀と岐阜という地方都市の不動産市場に精通するプロパゲート(大阪府吹田市)の梅木哲人社長に、両エリアの魅力が市場性について聞いた。
-大阪を拠点にしながら、滋賀と岐阜にまで事業領域を広げておられます。不動産投資の観点から、両地域の魅力や市場性について教えて下さい。
梅木 まずは滋賀の方から説明しましょう。意外に思う方もおられるかもしれませんが、実は滋賀は京都市内から非常にアクセスが良く、電車であれば20~30分で行くことができます。しかも、それにも関わらず京都市内に比べ、家賃相場が3~5割も安い。滋賀から京都まで通って働いている方は非常に多いです。これは、家賃補助と比べて、通勤にかかる交通費の方が上限が緩いことも関係していると思います。
-滋賀と聞いて真っ先に頭に思い浮かぶのは琵琶湖です。環境も素晴らしいのでしょうね。
梅木 おっしゃる通りです。非常に自然豊かな地域で、環境は抜群です。だからファミリーにも非常に人気が高い。子育てにも適した条件が整っているので、今、県全体で人口が増えています。もしかしたら「田舎」のイメージを持たれている方もおられるかもしれませんが、実際は全然そんなことはありません。
-歴史を紐解くと、滋賀は交通の要として重要な地域でもありました。
梅木 大阪、名古屋、北陸、どこに行くにも滋賀を経由しなければなりません。だから大手企業の工場もかなりたくさんあるんです。
-これだけの条件が揃っているのでだから、投資対象としても非常に魅力的な地域のようですね。
梅木 現在、大阪や京都の物件は、値段がどんどん上がっています。はっきり言ってバブル期並みか、それ以上です。当然、その分、利回りも低い。今は簡単には手を出しにくい状況だと言えます。一方で滋賀には適正な価格で買える物件がまだまだたくさんある。人口が増えているわけですから、空室リスクも少ない。さらに付け加えれば、地域柄なのか勤勉で真面目な人が多く、滞納がほとんどありません。個人的には、今、これほど不動産投資に適した地域は、他にないと思っています。
-滋賀の中では「特にどこの地域が良い」というのはありますか。
梅木 草津、近江、彦根、どこも良いと思います。当社としては彦根に力を入れています。ご興味のある方は是非、ご相談に頂ければと思います。
-岐阜も滋賀と似たような状況なのでしょうか。
梅木 名古屋市内から非常にアクセスしやすいですから、人口はかなり増えています。ただ、一方で賃貸住宅は多少供給過剰気味です。なにせ岐阜は、大東建託や東建コーポレーションといった大手アパートメーカーのお膝元のような地域ですからね。当然、空室リスクは滋賀よりも高いです。
-経営に四苦八苦しているオーナーが多そうですね。
梅木 大手の言いなりになっているオーナーは結構苦労しているケースが多いですね。また、自分の物件はうまく回っていると錯覚してしまっているオーナーも非常に多いです。ただ、困っている方が多いからこそ、我々はチャンスだと思っています。
-経営難から、物件の売却に動くオーナーも多いのでしょうか。
梅木 一定数ありますね。我々も困っているオーナーに対しては、売却も一つの手段として提案することがあります。もちろん、入居を埋めることで経営が改善するのであれば、売却までする必要はありません。そこはオーナーの判断次第です。仮に売却するとなった場合は、いったん当社で引き取らせてもらった後、別の投資家とマッチングさせます。我々としては、常に買い手と売り手の間に立って、双方が幸せになれるようなビジネスを今後も展開していきたいと思っています。