－色々な仕事の依頼があると思いますが、基本的に仕事は選ばないのですか。
道端 そんなことはないですよ。絶対駄目なのはマジで歌！歌を歌うのと牛を食べるのは無理なんですよ。あとは少し霊感が強いので、本気の霊を巡るやつとかになると、本当に持って帰ってきてしまうんです。
－本当に見えてしまうタイプのものですか。
道端 もうガッツリ感じて、頭とか痛くなってしまうタイプなんで駄目ですね。
－私はマンションの管理もしているのですが、このマンションは水商売の人ばっかりとか、こっちのマンションは必ず出世していくとか、やっぱり建物によって運気があって、私も道端さんほどではないにしろ「ここは駄目だな！」くらいは分かるんですよね。部屋を選ぶときも運気が良いとか悪いとか分かるものなのですか。
道端 絶対に分かります！物件見に行った時に変だなと思ったら、中まで見ないですぐに出ますね。
－すぐに感じるのですか。
道端 感じますね。最近、うちの犬が寝室のある一角の部分だけ見て威嚇するんだよね。超怖い！私は全然変な感じがしないから悪い霊ではないと思うんだけど。
家が変わると運気が変わるということはよくある。また、悪い運気のときは、おのずと悪い部屋を選んでしまうものだ。今、自分の環境が悪いと思っているならば、一層のこと運気の良い人に部屋を選んでもらってみてはどうだろうか。
道端 歌はすごい音痴だから、聞いてる人が可哀想過ぎるのでそこだけは頑なに断ります。
－カラオケとか行くことはないのですか。
道端 行きますけど、それは私が音痴だと分かっている中学から一緒の親友としか行かないです。
－でも行ったら歌うんですね。
道端 歌うけどすごく下手だから、初めましての人とかとは絶対行かない！
－色々な仕事をされていると、ときには打ち上げで行こうとなることもあるかと思います。そういうときはどうするのですか。
道端 行ってもずっと踊っている！
－でも絶対すすめられますよね。
道端 そしたら踊って聞こえないふりする！
私も音痴だから、道端さんの気持ちがよく分かる。でも、このような苦手なことを持っている道端さんの話を聞くと、なぜか親近感が湧いてくる。これも道端さんの魅力の一つなのだろう。
－今、色々なもののプロデュースをやっていると思うのですが、もっとも楽しいと感じる仕事は何ですか。
道端 海外で流行っているものを自分で見付けてきて、それをマネージャーさんとかに提案したりプロデュースするのが好きですね。テレビの仕事は頭使うけど、目の前で芸人さん達が面白いこと言っているから楽しいし、モデルの仕事は写真撮られることが元々好きだし、ランウェイ歩いているのも好きだし、結局のところ全部好きですね。
これだけ前向きな人に、悪い運気が吸い寄せられるはずはない。私もこの数時間で良い運気をもらっているのだから。
