冬は入浴が億劫（おっくう）になる季節。それもそのはずで、浴室内の空気は冷たく冷え、脱衣場で服を脱いで入った瞬間に体中に寒気が走ります。そんな浴室の寒さ対策におススメなのが浴室暖房機。今回は、この冬おすすめの商品をご紹介します。
浴室暖房機といっても、メーカーや種類、値段はさまざま。機種ごとに特徴も異なるので、何の情報もないままだと選ぶのも一苦労です。各メーカーの製品を色々見て回ったところ、一番良いなと思ったのは、高須産業（茨城県潮来市）製の浴室暖房機です。
高須産業という会社をご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単にご紹介しておきます。創業は今から昭和42年。住宅用の換気扇メーカーとして40年以上の歴史を誇る老舗企業です。
浴室換気乾燥機を作るようになったのは、今から32年前のこと。当時のマンションは、洗濯機の上に衣類乾燥機を設置していた関係で、脱衣場にカビが生えるという問題を抱えていました。そんな折、たまたま当社に「日中使われない浴室を、洗濯物を干すスペースとして活用できないか？」という相談が舞い込みました。もちろん、ただ干しただけでは洗濯物は乾きませんので、乾かすための空調設備が必要です。そこで開発されたのが、浴室用の換気乾燥器でした。
はじめて知ったという方も多いかもしれませんが、高須産業は浴室換気乾燥機のパイオニア企業の一つなのです。だから製品の関する特許も沢山取得しています。
そんな同社の商品の一番の特徴は、1台で「換気」「乾燥」「涼風」「暖房」の4役をこなせること。だから干した洗濯物を乾かせるだけでなく、浴室にありがち色々な悩みも全部まとめて解決してくれます。例えば、夏場は浴室内も熱気でムンムン。だから入浴も一苦労。でも「涼風機能」を使えば、
「ムシムシしていて、せっかくシャワーを浴びてもすぐに汗をかいてしまう・・・」
「暑い日でものぼせずに快適に入浴する方法はないかしら」
などの悩みが一発で解決できます。
また、春は花粉が気になって、天気が良くても外に洗濯物を干すのが嫌な方も多いはず。「乾燥機能」を使えば、花粉はおろかPM2.5や黄砂、火山灰などの影響を受けることなく、しっかり洗濯物を乾かすことができます。小さなお子さんのいるご家庭も、これで安心です。
もちろん冬場は暖房としても大活躍。通常の温風に加え、「グラファイトヒーター」を備えているので遠赤外線効果で、体の芯から温めてくれます。お湯から上がった後も温かさが長続きするので、湯冷めで風邪を引いたりすることはありません。
また、浴槽に使っている間は、人感センサーが感知して入浴暖房に自動で切り替えてくれますので、わざわざ操作する必要はありません。色々な機能があるから1年を通してフル稼働。だから、「半年ぶりにスイッチを入れたら、壊れていて使い物にならなかった」なんて心配もありません。
こんなにすごい浴室乾燥機だから、欲しくなって当然。
「でも、うちの浴室に取り付けることはできるの？」
と疑問に思われる方も多いはず。ご安心下さい。一般的なユニットバスであれば、大掛かりな工事なしで簡単に取り付けることができます。取り付け自体は最短でわずか2時間。その日のうちに利用することができます。
冬はもうすぐそこ。これさえあれば、今年の冬は、脱衣場や浴室で震えることなく、快適な入浴タイムを過ごすことができます。浴室換気感想暖房機にご興味のある方は、お近くの全国優良リフォーム会員にご相談してみてはいかがでしょうか。
