50年健楽住宅~子供をアトピーから守る高性能畳~|住生活新聞 記者の目|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
豆知識

2020.02.17

50年健楽住宅~子供をアトピーから守る高性能畳~

50年健楽住宅~子供をアトピーから守る高性能畳~
話題沸騰!ダニ・カビの繁殖はゼロ

 住宅建材が含む有害物質が原因で、アトピーなどの症状を発症するお子さんが増えています。子供の健康を守るためにも、建材選びは安全性にも配慮して行う必要があります。今回は、戸建やマンションなど、多くの住宅に採用されているという積水成型工業の高性能畳「MIGUSA(ミグサ)」を取材しました。

 フローリングやカーペット、クッションフロアなど、住宅で使われる床材にはいくつか種類があります。畳もその一つですが、実はいずれの床材にも、アトピーの要因となる物質などが含まれている可能性があることを、みなさんはご存知でしょうか?

「え!そうなの!?」

と思われた方も多いはず。最近の床材は、高機能・高品質が当たり前。まさか、有害物質が含まれている可能性があるなんて、おそらく誰も考えないでしょう。でも、これは事実です。
 例えばカーペットは、衣類などのホコリが溜まりやすく、カーペット自体も繊維屑を発生させます。また、ダニの住処に最適で、そのエサになる汚れもよく溜まります。ダニはアトピー性皮膚炎や気管支喘息などを引き起こすため、まさに子供にとって天敵です。さらにカーペットの繊維は、肌を刺激してかゆみを増長させることもあります。
 フローリングはどうでしょうか?

「天然素材だから有害物質なんて出ないじゃないの?」

確かに、フローリングの素材そのものはが、アトピーを引き起こす有害物質を出すことは基本的にありません。問題は、表面に塗布されたワックスには、揮発性有機化合物(VOC)の一種であるレキシンが含まれていることが多々あります。これは、アトピーの要因になりえる物質です。また、カーペットのようにホコリが絡みつくことはありませんが、逆に舞い上がったホコリを吸い込んでしまう可能性があります。当然、身体に良いはずがありません。
 それでは畳はどうでしょうか?最近はカラフルでオシャレな畳や、他の床材にはない性質が再評価され、畳の人気が上がっています。リビングの一角に畳を使った小上がりを設けるデザイナーズマンションも見かけます。独特の風合いが好きだという方も増えています。
 とはいえ畳にも、カーペットやフローリングほどではないにしろ、子供の健康に害を及ぼす可能性があります。例えば、部屋の換気が十分にできていないと、畳に含まれる水分や栄養素などをエサにして、稀にカビやダニが繁殖することがあります。もちろん、換気さえきちんとしていれば、これは簡単に防げます。また、畳に使われているイ草に、農薬の成分が残っていることがありますが、これはごく稀なケースです。
 でも、どうせ畳を使ったオシャレな部屋を作るのであれば、より安全性の高いものを使いたいですよね?そこでお勧めしたいのが、積水成型工業製の「MIGUSA」です。
 一般的な畳との一番の違いは、ポリプロピレンという無機材料を編み込んで作られている点です。それにもかかわらず、見た目や手触りは、イ草そのものだと言うのだから驚きです。有機物が一切含まれていないため、カビやダニが繁殖することはできません。同社が「ミグサ」と一般的なイ草の畳を使って4週間かけて行ったコナダニの繁殖性試験では、イ草の畳では2.3倍に増殖したのに対し、「ミグサ」では死滅しました。
 もちろん、アトピーの要因となる有害物質も全く出ません。これは、日本アトピー協会が、畳の中で唯一、推薦品としてお墨付きを与えていることでも証明されています。温度28度、湿度97%の環境下で、畳に菌を入れて行ったカビの抵抗性試験においても、「ミグサ」ではカビが一切増殖しませんでした。これなら、小さなお子さんを遊ばせたり、寝かせておいても安心です。
 健康で快適な暮らしを実現するために、畳を使ったリフォームを検討してみたいという方は、お近くの全国優良リフォーム会員にご相談下さい。
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