リフォームビジネス成功の秘訣~話題の最新サービスを直撃!~|住生活新聞 記者の目|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2019.04.15

リフォームビジネス成功の秘訣~話題の最新サービスを直撃!~

リフォームビジネス成功の秘訣~話題の最新サービスを直撃!~
初期費用が無料!?驚きのカード決済機が登場

「決済手数料が高いからクレジット決済に対応するべきかどうか悩んでいる」
「クレジットカード決済に対応できないと、お客さんを取り逃がしてしまう・・・」
「外国人観光客の要望も増えているからどうにかしないと・・・」
 
 クレジットカード決済は、今やあらゆる業種で不可欠なサービスだ。しかし、必要だと頭では分かっていても、これまで主流だったクレジットカード会社による決済サービスは、導入・運用コストや手数料が高く、利益を食いつぶしてしまう可能性があったことから、中小規模の事業者の間ではなかなか普及しなかった。これにより、顧客を取り逃がしたり、あるいは客単価がなかなか上がらないという悩みを抱えた事業者は多い。こうした問題を解決するのが、駐車場運営大手のパーク24(東京都千代田区)が提供するクレジットカード決済代行サービス「Times Pay(タイムズペイ)」だ。
 最大の魅力は、何と言っても導入コストと決済手数料の安さだろう。まず導入コストだが、通常、クレジットカード会社の決済端末を置くにはおおよそ10万円のコストがかかる。これが「タイムズペイ」の場合、カードリーダーとモバイルプリンタを合わせて2万5000円(税込)と言うから驚きだ。しかもこれだけではない。実は導入にかかった費用は、タイムズの駐車場で利用できる駐車サービス券で全額還元される。つまり、実質的には無料と同じというわけだ。このチケットはもちろん自分で利用しても良いが、サービスの一環として、近隣のタイムズ駐車場に車を停めた顧客に配る手もある。
 また、通常はタブレット端末のレンタル料と通信代で月額1500円かかるところ、こちらも1年間無料となる。
さて、次に決済手数料を見てみよう。導入に踏み切れない事業者の多くは、こちらがネックになっていることが多いようだ。主要なカード会社の決済手数料は4~7%と高額だ。例えば手数料5%の決済サービスを導入している店舗では、3000円の商品を販売すると手数料が150円かかる。利益が販売価格の30%だと仮定すると、カードで支払われるだけで利益の6分の1がなくなってしまう計算だ。利益率の引く商品だと利益はほとんど手元に残らないことになる。導入したいと思ってもできないのは当然だ。
 一方、「タイムズペイ」の決済手数料はどうか。主要6ブランドを見てみると、VISAやMastere Cardは3.24%、JCBやAMERICAN EXPRESSなどでも3.74%~と、カード会社が提供する決済機を使うよりもだいぶ安い。しかも、SuicaやPASMOなどの電子マネーについても、3.24%の手数料で利用することができる。これならあらゆる決済需要に対応できそうだ。導入費が実質的にかからないことを考えると、中小事業者にも導入しやすいだろう。
 また、「タイムズペイ」は持ち運びができ、ネット環境がなくても利用できる点でも優れた決済機だと言える。外でも利用できるため、例えばリフォーム会社が、代金の精算に使うケースもあるという。賃貸物件の仲介手数料や敷金・礼金の支払いにも利用できる。タイムズペイ事業部関西チームの町田啓リーダーによると、1社で数十台単位で導入を希望するリフォーム業者が増えているそうだ。
業種や職種を問わず、さまざまなシーンで導入が進むクレジット決済サービス。サービスの利便性を向上させるためにも、早期に導入したいところだ。
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