最新空室対策!家賃収入が28万円から51万円にUP!|コラム|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2018.11.05

最新空室対策!家賃収入が28万円から51万円にUP!

最新空室対策!家賃収入が28万円から51万円にUP!
売却やむなしの築古マンションが人気物件に大変身

 今回は、宮崎県宮崎市霧島町にある築38年、軽量鉄骨3階建ての物件を取材してきました。
 この場所は市内中心地の一角にある閑静な住宅地で、周辺には美術館やスーパー、コンビニなどもあることから非常に人気があります。当然、こうした場所で空室があること自体珍しいのですが、この物件については共用部や室内にあまり手入れされた様子がないことから、「このままではなかなか入居者は決まらないだろう」というのが実際にこの物件のリノベーションを手掛けた会社の所感だったそうです。しかし、やり方さえ間違わなければ必ず再生できると考え、具体的なプランを作ってオーナーへ提案を行いました。
 この物件は10年程前に購入したもので、残債もまだ相当残っていたことから、オーナーは売却も一つの選択肢として考えていました。しかし、入居率が低いうえ、建物の状態も悪かったため、売るにしても相当苦戦することが予想されました。そこで、リノベーションして満室にしてから売却するか、もしくは解体または建て替えの時期までこのまま経営を続けていくかを協議しました。オーナーの決断は、銀行が融資してくれるのであればリノベーションしようというものでした。そこで、リノベーション会社の方で融資付けの手伝いし、さらに施工後はカラーズジャパンで家賃保証をするという条件で、契約することになりました。
 6室すべての工事が完了するまでは約6カ月。この間にも問い合わせが入り、次々と入居者が決まっていきました。管理会社や賃貸仲介業者にとっては非常に客付けしやすい部屋のため、満室になるのは時間の問題とのことです。
 リノベーション前は、家賃収入が約28万円で、銀行返済とメンテナンス費用を差し引くと約5万円が手元に残ったそうです。工事後の家賃収入は最大で51万円、銀行返済とメンテナンス費用を差し引いても15万円程度が手元に残ります。1室あたり180万円の施工費と、外構と外装塗装に320万円かかったそうですが、オーナーにはとても満足していました。原状回復費用や家財保険、設備保証などについては、施工を担当した会社が総合的にアフターフォローしていくため、オーナーの費用負担はありません。
 いかがでしょうか。なかなか入居が決まりそうにない部屋であっても、やり方次第で満室にする方法はまだいくらでもあるはずです。空室にお困りの方はお近くの全国優良リフォーム会員に相談してみてはいかがでしょうか。

写真提供:リンクネクスト(宮崎県宮崎市)
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