『成功するLifestyleが明日を変える』(第3回) ゲスト:道端アンジェリカ|コラム|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
人気

2018.07.23

『成功するLifestyleが明日を変える』(第3回) ゲスト:道端アンジェリカ

『成功するLifestyleが明日を変える』(第3回) ゲスト:道端アンジェリカ
~事業家としての顔~
 
 目の前にいるのは32歳等身大の女性だ。しかし、道端さんには、道端アンジェリカというプライベートの顔もあり、モデルという成功した経営者としての顔もある。その秘密を聞いてみた。 

-不動産や建築業界も含めて、10年残る会社は10社のうち1社、20年残る会社は全体の2%、3%と言われています。道端さんが10年間、この仕事を続けてこれたのは何が理由だと思いますか。

道端 何だろう!?求められてなくても、常に美容のことは勉強していましたね。何かインタビューされる時も、必ず最新のことを言っていたし、例えば「チアシード」も日本で名前が出る3、4年前から言っていましたよ。そういうのも海外のサイトとかで勉強したり、海外に住んでいる友達にロスで流行っている健康食品を聞いたりとかして、常に新しいものをみんなに発信できるように、人一倍勉強はしていると思います。

-そういう新しいものは、実際自分でも試されるのですか?

道端 試します!試し過ぎて、家の中がスーパーフードだらけで何が効いているのか分からない感じになっているけど、まずは自分で試してみたいですね。

-使ってみて良かったものは継続するのですか?

道端 継続します!

-後輩の中にも、同じように勉強している方もいると思うのですが、道端さんと何が違うのでしょうね。

道端 発信していくことですかね。酵素とかもすごく早かったですし。とにかく、常にそういう新しい情報を出していこうというのはありますね。

-今ではたくさんのファンにブログなどを見てもらえると思います。下積みの時期などはあったのですか。

道端 下積みもやっていましたよ。読者モデルは小さいスナップ写真から始めて、当時からブログもやっています。もう15年ぐらいになりますね。最初はアクセスはほとんどなくて、それでも私服や気になる美容法をアップしたりして、やめようと思ったことはなかったですね。

-コツコツの積み重ねということですかね。

道端 そうかもしれないですね。今でも、私がギャル雑誌に始めて出たときからのファンの方はやっぱり多いですから。あとは、お姉ちゃん二人とキャラが違うところも、たくさんのファンが応援してくれている理由だと思います。

-見た目もそうでしょうけど、中身が気に入って付いてきてくれているファンも多いと思います。そういうファンの方を意識してやっていることはあるのですか。

道端 私はファンの方には飾らないようにしています。本当に友達みたいに接するし、お手紙とかの返信も返すし、結構包み隠さず話す派ですね。だから三姉妹の中では一番親近感があると、ファンの方からは言われます。そういうのも良いのかなと思いますけどね。

 長く成功されている方には、ブログをずっと続けていたり、ファンとの交流を途切れることなくやっていたりと、習慣にしている人が多い。どんな業界でも一時的に売れたり、成功することは簡単だが、売れ続けるというのは難しい。しかも、道端さんは、それを仕事としてやっていない。ただ好きだから続けているのだ。ファンはそこに親近感を感じているのだろう。

-ずっと仕事をしてきて、途中で辞めようかなとかなかったですか?

道端 実は1回辞めているんですよ。中学生の時にこの仕事を始めて、姉は仕事があったのに自分だけ仕事がないのもすごく嫌だったし、一般の女の子みたいに髪の毛も染めたいし、日焼けもして普通に過ごしたくて。高校入ったときに辞めて、19歳ぐらいまで休んでいたんですよ。
 その時は一生モデルに戻ることはないと、普通にバイトして何の仕事しようかと思っていました。でも渋谷のセンター街で読者モデルの声が掛かって、やっぱり写真撮られるのが楽しくて、私はこの仕事が好きなんだなと思って。それからは一回も辞めたいと思ったことはないです。

-順風満帆というわけではないですよね?仕事場で「今日嫌な人と一緒だな」とか「この仕事嫌だな」とかはありませんでしたか。

道端 ありました。「この人が嫌」ということは絶対ないですけど、テレビに出始めた頃は流れとかも分からないから、「こういう風に言って下さいね」と言われて「分かりました!」って。でも「そういう役回しだったんだ!」って思った時は、終わった後に泣いたりしていましたね。
 最初の頃は2チャンネルですごく叩かれたりして落ち込んでいたんですけど、ある日突然、これを書き込んでる人達はものすごく私のことが好きなんだなと思ったんです。すごく嫌いな人のことをずっとそんなに見ているということは、つまりすごく好きってことですよね。それぐらい私に興味持っているんだ!と思って、それから好きとか嫌いはどうでも良くなって、超ポジティブに考えたら、「これって逆にすごい!」と思って楽になりましたね。

-あまり引きずったりはしないですか。

道端 引きずったりはしないですね。落ち込んだ時は誰かに相談して、寝て起きたら「よし!今日も仕事がんばろう!」という感じになります。

-プライベートも同じような感じですか。

道端 プライベートなんてもっと短いです。1時間ぐらいで「あれ?何だっけな?」みたいな感じです。

 自分に持っていないものを持っているから憧れる。憧れている人が落ち込んだり、ずっと悩んでいたら憧れないのかも知れない。辛いことや嫌なことがあってもポジティブに前を見る。そんな等身大の彼女が、知らない間にみんなに勇気を与えている。