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2016.09.21

Dr.コパの住生活風水

Dr.コパの住生活風水
火を使いこなすことが、人と人以外の生き物との大きな違いです。火は「暖をとる」「明るくする」「食べ物を温める」「調理をする」…などさまざまな役割をもちますが、風水的には火を加えることでそのものの格をワンランク高めたり、人々の心をひとつにしたり、心を集約させる作用があります。

 コパは神主ですから、神さまにお供えするものについていいますと、一般にはお米やお塩、お酒、お水を神さまにお供えしますが、特別なお祭りのときにはお餅や魚、野菜、果物、乾物などをお供えします。お供えするものを神饌(しんせん)といいます。さらに火を加えて調理をした熟撰(じゅくせん)もあり、こちらは特別なお祭りに限ってお供えされるところが多いようです。火を加えることによって素材のもつ力がより高まると考えます。
 また同じ釜の飯を食べると同じ細胞が育つため、気持ち
が離れた相手とは同じ火でつくった食事をともにすると仲が再びよくなるといいます。
 遠距離恋愛中のカップルや、ご主人が単身赴任をしているご家族は、クッキーでもおかずでも家の火でつくったモノを送って食べてもらうことで、心が離れることはありません。
 火には、調理をして食材の形状をかえるだけではない、貴重な役割があります。

 水を入れ、沸騰させて、冷ました白湯には、健康面からみると、「ダイエットによい」「デトックス効果がある」「冷えに効果的」「新陳代謝を高める」…などさまざまな効果がありますが、風水的にみても白湯は火の作用がプラスされ、水自身の運気を最大限に高めますから、蛇口からでた水よりは、もたらす効果が高いことは理解できます。
 キッチンの方位、シンクやレンジの方位により、水や白湯のもつ力が異なります。しかし
キッチンの方位もシンクやレンジの位置も簡単にかえることができませんから、ここでは簡単に取り入れられるお湯を沸かすやかんの色によりどんな作用がプラスされるのか説明していきましょう。



◆まずシルバーカラーのやかん。一般的なタイプで、いちばん多いはず。シルバーのやかんは財運や子宝運にいいですね。とくに子宝にはオレンジ色もいいので、オレンジ色とシルバーのやかんをつかって湧かしたお湯や白湯は子宝運や財運をあげてくれます。
◆赤いやかんはやる気や元気、健康運や行動力を高めます。
◆ワインレッドのやかんは蓄財運や自立をうながしてくれます。
◆茶色は家庭運や根気、持続力、コツコツ取り組む力を与えてくれます。
◆黄色は金運ですね。さらに変化を呼びます。
◆白は気持ちを素直にしてく
れるでしょう。
◆ピンクは交際運や恋愛運を高めます。
◆ブルーは仕事運によく、トラブル解消の力もあります。
◆グリーンは健康運、きれいになる、才能発揮、ダイエットしたいときにつかいたいですね。
◆黒は格を高めます。
◆ラベンダー色は厄落としの色。もやもやした気持ちをすっきりさせます。
◆オレンジ色は旅行運や子宝運によい色。現状から抜け出したいときにもおすすめです。
◆フルーツ柄は金運や人間関係をパワーアップしてくれます。
◆花柄は恋愛運や人間関係にいいでしょう。
Dr.コパの住生活風水
Dr.コパ

1947年生まれ、東京都世田谷区出身。

一級建築士、神職、愛知工業大学客員教授。日本の風水・家相の第一人者。
『土田晃之の日曜のへそ』内「Dr.コパの風水の知恵 かしまSHOW」(ニッポン放送)、九州朝日放送『Dr.コパの黄金の扉リターンズ』(KBCラジオ)などに出演中。サンケイスポーツ新聞、週刊女性など連載多数。2001年には馬主資格を取得。G・ホースのオーナーである。